「モルデカイの会」は、今回提訴した被害女性たちへの物心両面の助けだけではなく、
宗教法人「小牧者訓練会」およびその関連教団もしくは関連法人に対して法的な対応措置を取る必要のある方々への支援なども行ってゆく方針です。
なぜなら、「小牧者訓練会」および卞宣教師が犯した罪は、性的加害行為やセクハラだけでなく、
パワハラや欺瞞的説法と支配的教会運営など、多くの問題が存在するからです。
わたくしたちは、事件を風化させてはいけないと考えています。裁判を通してすべて真実が明らかにされ、
教団、教会が抱える問題点も明るみに出ることを願っているのです。
法廷において卞宣教師らが犯した罪が認定されて償いを実現させる中で、神の義が明らかにされてゆくことを期待し、
また、そうなると信じています。教会は決して治外法権の場ではなく、
日本の社会の中にあって、法律の下でこの世の良き一員として振る舞うことが求められています。
法の裁きを求める姉妹たちの訴えに真摯に耳を傾けてゆかねばなりません。
実は、国際福音キリスト教会だけでなく、日本のあちこちの教会で、似たような問題が多数発生しているのです。 今回のこの裁判は、御身体なる教会が世の法律の基準に照らしても十分に通用する聖さを持っていなければならないということ、 そしてそれを犯すならば世の法律の裁きを受けなければならないのだという、 当たり前の真理(ローマ13:2−3)を、日本のクリスチャンが再確認する契機になってほしいと、 私たちは願っています。