2010 年 1 月
2009年12月、国際福音キリスト教会からパワハラの被害を受けて健康を害した 元伝道師の方(男性原告)が、新たに、別の民事裁判を提訴いたしました。 このパワハラ民事裁判は、
に対し、ビュン牧師、X牧師および教団に損害賠償を求めたものです。
(原告のプライバシーを守るため、氏名等は公表しておりません。)
※詳細は、「パワハラ訴訟概要」をご覧ください。
今回、ふたつの裁判を区別するために、性的被害(セクハラ)を受けた姉妹たちの裁判を「セクハラ民事裁判」と呼ぶことにし、今回あらたに始まる裁判を「パワハラ民事裁判」と呼ぶことにいたします。いずれも、国際福音キリスト教会の内部で起きた忌まわしい事件であります。両裁判に共通する問題の根源は、権威主義的な教会政治にあり、主任牧師が霊的指導者であるとする自己の絶対的権威を説いて、下位教職者は上位教職者の命令に絶対服従しなければならないと、ひろく教えていたことを背景としています。加えて、被害を公的に訴えさせない(逆に、訴えるものを非難する)教会風土にも大きな問題があると考えています。
モルデカイの会は、「セクハラ民事裁判」とともに、「パワハラ民事裁判」も支援し、これらの被害を受けた方々の裁判を助けるために活動を続けて参ります。